私は墓石クリーニングの仕事を始めて7年以上になります。
これまで数多くの現場を経験し、多くの施工事例をInstagramで発信してきました。ありがたいことに、月刊石材という業界紙にも取り上げていただき、最近では営業で初めてお会いする方からも「墓石クリーニングをやっている人」と認識していただける場面が増えてきました。
現在は、実務と並行して墓石クリーニングのノウハウを教えるコンサルティングにも取り組んでいます。
この記事では、私がどんな考え方・スタンスで人に教えているのかを整理して書いてみます。
私がまず大切にしている前提
墓石クリーニングという仕事は、
施工技術さえ身につければ自然に成り立つものではありません。
一方で、
施工技術が不要な仕事でもありません。
私はこの2つを、最初にきちんと切り分けて伝えています。
技術を軽視しない。ただし、それだけでは足りない
墓石クリーニングの世界では、施工方法ばかりが語られがちです。
私は、施工技術そのものを軽視していません。
むしろ、技術についても
**「他では学べない内容」**を含めて教えています。
具体的には、
- 自分自身で試行錯誤し、現場で見つけ出してきたノウハウ
- 一般には流通していない道具を使った方法(その入手方法を含む)
といった、経験の積み重ねから生まれた内容です。
同業他社が教えている内容についても、すべてではありませんが、私なりに把握しています。
そのうえで、「同じレベルの施工指導ではない」と言えるだけの裏付けがあります。
ただし――
それだけを学んでも、仕事は成立しません。
技術は必要条件であって、
それだけで十分条件にはならない。
この前提を共有することが、私の教え方の出発点です。
「稼げます」より「続けられます」を優先する
開業支援やスクールの世界では、
「簡単に稼げる」「誰でも月○○万円」
という言葉が並びがちです。
墓石クリーニングを教えている同業他社を見ても、それは例外ではないように感じます。
正直に言います。
墓石クリーニングは、(他のビジネスと同じく)そんなに甘い仕事ではありません。
そのため私は、向いていないと感じた方には無理に勧めていません。
実際にお断りしているケースもあります。
その代わり、
地味でも、誠実に続ければ仕事として成り立つ
という現実は、はっきり伝えています。
仕事の相手を軽く扱わない
この仕事は、自分一人では成立しません。
仕事を発注してくれる相手、
現場を任せてくれる相手、
その立場や事情を理解しようとしないままでは、長く仕事を続けることはできません。
だから私は、
- 相手の利益を考える
- 勝手な判断をしない
- 信頼関係を壊す行動を取らない
こうした姿勢も、技術と同じくらい重要なものとして伝えています。
ブログでは書けないこと
このビジネスには、表に出しづらい中核があります。
それは、技術論や作業手順とは別のところに存在しますが、
この記事ではその正体や対象を特定できる形では触れません。
正直に言えば、
この部分こそが、このビジネスを成功させるかどうかを大きく左右します。
そしてそれは、施工方法以上に重要です。
ただし、この記事では具体的なノウハウは明かせません。
なぜなら、それは講習の中で、直接話しながらでないと伝わらない内容だからです。
なぜ「仕事の取り方」まで教えられていないのか
墓石クリーニングを教える同業他社を見ていると、
多くの場合、教えている内容は施工方法が中心です。
中には、
- オンライン集客で単価の低い仕事を少し受注しているだけ
- 「教えること」自体が主なビジネスで、実際の現場を継続的に請け負っていない
という講師も少なくないように見えます。
そうなると、
仕事がどう生まれ、どう続いていくのか
という部分は、どうしても語れなくなります。
私は、自分自身で仕事を取りに行き、時に断られ、関係を築き、その結果として今も現場に立ち続けています。
だからこそ、施工方法だけで終わらない話ができます。
それを講習ではお伝えしています。
開業初期は「小さく始める」、でも「先を体験する」
少ない開業資金でスタートさせることが出来るのはこのビジネスの大きな魅力です。
だから現場研修では、大きな設備投資をしなくても始められる方法を教えています。それが施工の基本でもあると思っています。
- 洗浄液などの消耗品
- 最低限の道具
- 大きな設備を使わない施工方法
これらを教える事は、他社も同じかもしれません。
※他社以上に教えている自信はありますが
しかし私の研修では、
電動工具や高圧洗浄機も実際に体験してもらいます。
事業が軌道に乗れば、必ず「業務効率」を考えるタイミングが来ます。
そのときに、
- 導入すべきか
- 自分の仕事に合うか
を判断できるかどうかで、先の展開は大きく変わります。
「使ったことがある」という経験は、将来の判断を誤らせないための大切な材料になります。
チラシ戦略でも「売らない、教える」
チラシ戦略についても、考え方は同じです。
多くのところでは、
- チラシ戦略自体を教えない
- もしくは「このチラシを使ってください」とチラシを販売する
というやり方が取られています。
私はそうしません。
- なぜこの構成なのか
- なぜこの言葉を使っているのか
- どういう相手に向けたチラシなのか
その意味を説明したうえで、チラシそのものではなく、チラシデータを渡します。
さらに、
- そのデータを受講生自身がアレンジする方法
- できるだけ安く印刷する方法
まで伝えます。
受講生がチラシを使っても、私に直接的な利益は発生しません。
それでも教えるのは、自分の力で用意できるようになってほしいからです。
「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教える」
授人以魚 不如授人以漁
(魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教える)
老子の言葉
墓石クリーニングを学ぼうとしている方の中には、
「施工方法さえ覚えれば、仕事は何とかなる」と考えている方もいるかもしれません。
正直に言えば、それはかなり難しいです。
独立すると、今日何をすれば良いかが分からなくなります。
やることは多いのです。
- 営業に行くべきなのか?
- 営業の準備をすべきなのか?
- 墓石クリーニングの練習をすべきなのか?
- ホームページを作るべきか?
- まずはSNSなのか?
やることは多く、そしてやっても空振りになることの方が多い。
疲弊して、この仕事を諦めてしまう人を、私は何人も見てきました。
だから私は、「これをやるべきですよ」という事を出来るだけ明確に提示するようにしています。
それは、私自身が空振りを重ねた末に見つけたストライクゾーンです。
私は「近道」ではなく「実務の道」を教えたい
私のコンサルティングに、派手さや魔法のような方法はありません。
あるのは、
- 失敗しながら積み上げてきたオリジナルの施工ノウハウ
- 断られ続けながら磨いてきた仕事の獲り方
それを、必要な人に、必要な形で、責任を持って伝えるだけです。
再現性
私から教われば成功できる。そのお約束は出来ません。
このノウハウは私がが本気でこの仕事に向き合い、築き上げてきたノウハウです。
だから再現性があるのは本気でこの仕事に向き合う人だけなのです。
講習を受ける前に事前に無料相談を受けていただきますが、「無理そうだな」という方も中にはいらっしゃいます。
申し訳ございませんがそういう方の場合、お断りさせていただく事もございます。
やめておいた方が良いです。時間とお金の無駄です。
しかし本気の人には私は全力で向き合います。
ビジネスを成功させればお金だけでなく、自分を成長させるという意味で得られるものはメチャクチャ大きいです。
本気の人だけご応募ください。


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